
ロシア非常事態省(EMERCOM)は、北極圏や戦略的に重要な北方航路を含む極限環境での捜索救難任務向けに特別開発されたMi-38PSヘリコプターの初号機を受領した。
同省の公式発表によると、ロシアン・ヘリコプターズ社はカザン・ヘリコプター工場で製造されたMi-38PSを4機、初回分として納入した。これは合計5機の供給を予定する国家契約の最初の引き渡しとなる。
初号機はハバロフスク航空救難センター(AERC)に配備され、同省の運用フリートに編入された初のMi-38PSとなった。
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極限環境任務に向けた能力向上
Mi-38PSは、ロシアの最も過酷な気候・地理条件下での運用を想定し、技術面および運用面で大幅な性能向上が図られている。
主な仕様:
- 最大離陸重量:16.5トン
- 内部搭載量:最大4.5トン
- 外部吊り下げ荷重:最大5トン
- 乗員・乗客数:最大40人
- 最高速度:300km/h
- 航続距離:最大1,500km
- 運用温度範囲:-52℃~+52℃
滞空時間を延ばすため、追加燃料タンク2基が装備されている。
消火活動および原油流出対応
従来の捜索救難任務に加え、Mi-38PSは森林火災対策や環境災害対応、特に石油製品の流出事故への対処において戦略的役割を担う。

本クラスのヘリコプターとして初めて、統合型放水システムと空中散布装置が搭載された。これにより、化学分散剤や生物製剤を汚染地域上空から直接散布でき、遠隔地での封じ込め作業の効率向上が期待される。
2025年までの納入計画
国家契約の枠組みで、EMERCOMは2025年にMi-38PSを4機、Mi-8MTV-1を1機、計5機を受領した。
今年はさらに6機(Mi-38PSを5機、Mi-8MTV-1を1機)の追加納入が予定されている。
新型機はクラスノヤルスクおよびハバロフスクの航空救難拠点に配備され、ロシア北部および極東地域における迅速対応能力を強化する。
出典・画像:ロシア非常事態省 | Telegram @mchs_official @rostecru。本コンテンツはAIの支援を受けて作成され、編集部により確認されています。
