
スロバキアは、既存の14機契約を拡大する形で、F-16戦闘機をさらに4機追加購入するため、米国との交渉を開始した。
この情報は、2月15日に行われた米国務長官マルコ・ルビオとの会談後、スロバキアの首相ロベルト・フィツォが確認したと、Defense Newsが報じている。
新たな発注分は、スロバキア空軍向けF-16 Block 70/72を製造するロッキード・マーティンとの既存契約に組み込まれる予定だ。
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航空主権の確立を目指す
フィツォ首相によれば、今回の増強は自国の領空防衛における完全な主権確立を目的としている。現在、スロバキア上空の航空警戒任務は、NATOの地域協力の枠組みのもと、チェコ、ハンガリー、ポーランドの航空機が担っている。
首相は、このような戦略的任務を近隣国に依存している現状は理想的ではないと強調。自国の運用能力を強化するための追加的な仕組みについても協議が進められていると述べた。
政治的背景とMiG-29の移転

現政権は、軍用航空の現状を前政権の決定と関連付けている。2022年から2023年にかけて、スロバキアは老朽化したMiG-29戦闘機13機およびその他の軍事装備をウクライナへ供与した。
フィツォ首相および国防相ロベルト・カリニャクは、この決定を公に批判。現政権の主導により検察当局が移転の合法性を調査したが、2026年2月初旬、ブラチスラバ地方検察は法的違反は認められなかったとして捜査を終結した。
2018年に始まった近代化計画
スロバキアの戦闘航空近代化は2018年に始まり、ブラチスラバ政府はF-16 Block 70/72を14機導入する契約を締結した。契約内容には、単座型12機と訓練用の複座型2機が含まれている。
ロッキード・マーティンは2025年12月にこのロットの最終機体の生産を完了し、スロバキア空軍がNATO基準に完全適合する体制へ移行する上で重要な節目となった。
現在の交渉が合意に至れば、スロバキアは合計18機のF-16を保有することになり、作戦上の自立性を強化するとともに、領空防衛における地域パートナーへの依存を低減することが期待される。
出典・画像:Defense News|米国空軍。本コンテンツはAIの支援を受けて作成され、編集部により確認されています。
