
アメリカ海兵隊(USMC)は今週、AV-8B ハリアーIIの公式退役式典を実施し、現代軍用航空を代表する航空機の一つとして40年以上にわたって続いた運用に幕を下ろした。
The Aviationistによると、この式典は6月3日(水)、ノースカロライナ州のチェリー・ポイント航空基地で行われた。同基地はVMA-223攻撃飛行隊の本拠地であり、同機を運用する最後の実戦部隊だった。
退役式典では5機による編隊飛行が実施され、その後、着陸時には伝統的な放水アーチによる敬礼が行われた。正式な運用は終了したものの、一部の機体は博物館や軍の保管施設へ移送されるまでの数か月間、引き続き飛行を行う予定である。

「ジャンプジェット(Jump Jet)」の愛称で知られるハリアーは、垂直・短距離離着陸(V/STOL)能力によって有名になった。この能力により、強襲揚陸艦、仮設滑走路、前線基地からの運用が可能となり、導入以来、海兵隊の遠征作戦における重要な戦力となっていた。
AV-8B ハリアーIIは1985年にAV-8Aの発展型として就役し、航続距離、搭載能力、アビオニクス、戦闘能力が向上した。その後の改良型にはAN/APG-65レーダーが搭載され、対地攻撃能力と防空能力がさらに強化された。

その運用期間中、ハリアーはデザート・シールド作戦、デザート・ストーム作戦、イラク戦争、アフガニスタン戦争をはじめ、中東、バルカン半島、カリブ海地域での数多くの任務に参加した。同機の最後の実戦配備部隊は今年5月にアメリカへ帰還している。
ハリアーの退役により、海兵隊は第5世代戦闘機F-35B ライトニングIIへの移行を完了する。F-35Bは艦艇や前線基地からの運用任務を引き継ぎ、ハリアーを軍用航空の伝説たらしめた短距離離陸・垂直着陸能力を維持する。
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写真:U.S. Marine Corps。本コンテンツはAIの支援を受けて作成され、編集部による確認を受けています。
