
韓国のハンファ・エアロスペースは、フィンランド国防省と追加で112門のK9自走榴弾砲を供給する新契約を締結した。契約総額は約5億4,600万ユーロにのぼる。
この発注は、同砲兵システムにおいて同社が受注した中でも最大級の案件の一つとなる。
調印式は今週木曜日、ヘルシンキのハウス・オブ・ジ・エステーツで行われ、ハンファ・エアロスペースのジェイル・ソン社長兼CEOと、フィンランド国防省の資源政策局長兼国家装備局長であるオッリ・ルートゥ氏が出席した。
フィンランドとK9榴弾砲の関係は、2017年3月に同国が最初の48門を導入したことから始まった。その後、ヘルシンキは追加発注を重ね、K9は同国陸軍砲兵の中核装備として定着した。今回の新契約により、フィンランドはトルコ、ポーランドに続き、200門を超えるK9を運用する3番目のNATO加盟国となる。

契約内容によると、新たに導入される112門のK9と関連予備部品は、2028年からフィンランド陸軍へ引き渡される予定だ。フィンランド陸軍はすでに長年にわたりK9を主力砲兵プラットフォームとして運用しているため、新規導入分の統合はより迅速かつ円滑に進むとみられている。
K9 Thunderは、155mm/52口径の自走榴弾砲で、40キロメートルを超える距離に対して高速かつ高精度、安定した射撃を行うことを目的に設計されている。この分野の世界的リーダーとみなされており、現在では4大陸10カ国に納入されている。NATO加盟国では、トルコ、ポーランド、ノルウェー、フィンランド、エストニア、ルーマニアの6カ国が導入している。
ハンファによれば、K9の大きな強みの一つは、その機械的な堅牢性にあり、特に北欧の厳しい環境条件に適しているという。フィンランドが長年にわたり過酷な環境下でこのプラットフォームを運用してきた経験が、同国の性能と信頼性への信頼をさらに強めたとされる。
今回の新規発注は、欧州各国が防衛投資と軍近代化を拡大している中で、フィンランドの砲兵戦力強化が継続していることを示すものでもある。フィンランドにとっては、すでに実績があり、実運用で広く検証されたプラットフォームへの投資をさらに強化する動きといえる。
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出典・画像: フィンランド国防省 | Wikimedia。本コンテンツはAIの支援を受けて作成され、編集部によって確認されています。
