
今週月曜日(14日)、テスラの自動運転システムが原因とされる死亡事故に関する裁判が始まった。
この事故は2019年、アメリカ・フロリダ州キーラーゴで発生し、当時22歳の学生ナイベル・ベナヴィデス・レオンさんが亡くなり、彼氏のディロン・アングロさんは重傷を負った。
2024年、両家族は共同でテスラを提訴。運転手のジョージ・マクギー氏が落とした携帯電話を拾おうとして下を見ていた際、道路が終わることを自動運転システムが警告しなかったと主張し、システムの欠陥を訴えた。
テスラの自動運転機能は障害物を検知してブレーキをかけたり警告を出したりできるが、常に運転手の監視下で使用されることが前提とされている。テスラは責任を否定している。
テスラによれば、同機能の利用規約には運転手が最終的な責任を負うことが明記されており、「この事故はテスラの自動運転技術とは無関係である」と、同社の広報はTimes紙に語っている。
しかし、フロリダ州南部地区連邦地裁のベス・ブルーム判事は先月、この件に関して陪審員がテスラに対し懲罰的損害賠償、つまり経済的制裁を科す可能性を考慮できると判断した。
ブルーム判事は裁判資料の中で「テスラは利益を最大化するために製品開発で人命を軽視したと、合理的な陪審員は判断する可能性がある」と述べている。
なお、テスラは過去に同様の訴訟で勝訴している。2023年、カリフォルニア州の州裁判所では、技術が関与した事故で運転手に責任があると判断された。
同年、別のカリフォルニア州の裁判でも、テスラの自動運転システムを使用していたとされる男性が高速道路を逸脱して木に衝突し、車両が炎上した死亡事故において、テスラは責任を問われなかった。
しかし、今回のキーラーゴでの事故は、第三者による過失致死に関する訴訟が連邦裁判で審理される初めてのケースだと、原告側の弁護士は述べている。
これまでの訴訟は運転手本人やその家族によるものだったが、今回は注意を怠った運転手によって巻き込まれた第三者が訴えを起こしている。
そのためテスラは、「この事故は、マクギー氏が車両を手動で運転中に携帯電話を拾うという意識的かつ故意の決定によって引き起こされたものであることは疑いようがない」と、裁判資料で主張している。
写真と映像:Unsplash。本コンテンツはAIの支援により作成され、編集部が確認・修正を行いました。
