
ドイツ海軍は、F125級フリゲート艦にIRIS-T SLMミサイルを基盤とする新たな防空システムを搭載する計画を進めている。この取り組みは、航空機、ドローン、対艦ミサイルに対する艦艇の防護能力を大幅に向上させることを目的としている。
Naval Newsがドイツ紙Hartpunktの情報を引用して報じたところによると、この計画ではBaden-Württemberg級艦艇に合計32基の発射セルを搭載することが予定されている。
F125フリゲート艦は、防空能力が限定的であることからしばしば批判の対象となっている。現在、航空脅威に対する主な防御手段はRAM(Rolling Airframe Missile)システムであり、その射程は約9kmである。
一方、IRIS-T SLMは最大40kmの距離、最大20kmの高度にある目標を迎撃することが可能であり、能力面で大きな飛躍をもたらすと、Diehl DefenceのプログラムディレクターであるHarald Buschek氏は強調している。

ドイツがこのシステムに強い関心を示すようになった背景には、紅海の安全保障に関連する海軍任務を含む最近の運用経験がある。F125フリゲート艦により強力な防空能力が必要とされたことから、ドイツ政府は2024年にIRIS-T SLMの統合研究を開始した。
開発はすでに試験段階へ進んでいる。2025年には、Diehl Defenceがノルウェーで実施されたドイツ海軍演習において、フリゲート艦Baden-Württembergから艦載型IRIS-T SLMの初発射試験を成功させた。メーカーによれば、システムはすべての目標を達成し、将来的な実戦配備への道を開いたという。
この近代化により、ドイツはF125フリゲート艦を現代の航空脅威により効果的に対処できるプラットフォームへと進化させ、同国艦隊最大級の戦闘艦が抱える主要な弱点の一つを解消することを目指している。
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写真:Diehl Defence。本コンテンツはAIの支援を受けて作成され、編集部による確認を経ています。
