
ドイツの防衛企業Diehl Defenceは、地上配備型防空システムの射程を大幅に拡大するため、IRIS-Tミサイルを使用する新型ジェット推進迎撃ドローン「Cobra 600」を発表した。
ILA Berlinで公開されたこの装備は、一種の「ミサイルタクシー」として機能するよう開発されており、統合防空ネットワークによって特定された目標と交戦する前に、兵器を数百キロメートルにわたって運搬することができる。

このプラットフォームは、ドイツの航空宇宙スタートアップPolaris Raumflugzeugeとの協力で開発され、全翼機に似た構成を持ち、最大4基のジェットエンジンで運用できる。多くの戦闘ドローンとは異なり、Cobra 600は格納式の着陸装置を備えており、特定の任務後に再使用することが可能だ。さらに、通常の滑走路や改修された道路区間から離着陸できるため、より高い運用柔軟性を提供する。
開発者によると、このドローンはIRIS-Tミサイルを約400キロメートル運搬でき、地上配備型防空システムの防護範囲を大きく広げる。運用時には、地上のレーダーやセンサーが目標を探知し、その情報をデータリンクを通じてドローンに送信する。これらの座標に基づき、Cobra 600はミサイルが迎撃を実行できる位置へ移動し、空中脅威を待ちながら哨戒を続けられる前方展開型ランチャーとして機能する。
この構想は、近年の紛争、特にウクライナや中東で確認されているドローン攻撃やミサイル攻撃への懸念が高まる中で登場した。Cobra 600の初期試験はすでに不活性ミサイルを使用して成功しており、このプロジェクトは少なくとも1つの関心国から投資を受けている。ドイツ産業界にとって、この新たなソリューションは、ドローンの機動性と実績あるIRIS-T迎撃ミサイルの能力を組み合わせ、防空能力を拡大するためのより経済的な代替案となる。
Sign of the times, as @DiehlDefence showcases its IRIS-T-armed Cobra 600 #drone at @ILA_Berlin #ILA2026. https://t.co/kncOOUZLjO pic.twitter.com/lMt8ec6uBT
— Gareth Jennings (@GarethJennings3) 2026年6月10日
出典:The War Zone | 写真:X @GarethJennings3 | このコンテンツはAIの支援を受けて作成され、編集チームによって確認されました
