トランプ氏とマスク氏の対立でテスラ株が急落、電気自動車の将来に市場が懸念(Prometheus – Unsplash)
ドナルド・トランプ氏とイーロン・マスク氏の最近の応酬は、テスラに大きな影響を及ぼした。トランプ氏が自身のSNS「Truth Social」で、マスク氏と電気自動車(EV)への優遇措置を公然と批判したことで緊張が高まった。
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トランプ氏は、消費者に望まないEVの購入を強制する「EV義務化」を終わらせたと主張した。一方、マスク氏はX上で、トランプ氏の選挙勝利に決定的な役割を果たしたのは自分であり、もし自分がいなければ共和党は上院を失っていたかもしれないと反論した。
この発言により両者の関係はさらに悪化し、マスク氏の宇宙企業SpaceXと政府の今後の協力関係に疑念が生じた。
こうした不安定な状況がテスラ株主の懸念を招き、自動車メーカーに悪影響を及ぼすのではないかとの不安が広がった。その結果、同社の株価は1日で14%も急落し、1,520億ドルの時価総額を失った。テスラの企業価値は現在9,160億ドルとなり、1兆ドルの大台を下回った。
この下落は、前月に22%の上昇を記録した直後に起こったもので、同社は販売不振や欧州市場におけるBYDへのシェア喪失にも直面している。2025年初頭からすでに株価は約30%も下落している。マスク氏はEVや太陽光発電への優遇措置の縮小を緩和するため、予算法案の修正を求めたが、今のところ成功していない。
新法案では、EV所有者に対して年間250ドルの課税が課される可能性があり、状況をさらに悪化させる恐れがある。
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