
米国製の短距離防空システムTempestが、ウクライナ軍の装備として正式に導入された。
ウクライナ空軍司令部および専門フォーラムのボランティアによって公開された画像は、このプラットフォームが実戦運用されていることを示しており、すでに敵ドローンによる夜間の航空攻撃の迎撃に使用されている。
TempestはCan-Am Maverick X3バギーに似たシャーシに搭載されており、高い機動性と低い視認性が求められる作戦向けに設計されている。車両にはAGM-114ヘルファイア・ミサイルを2発搭載しており、レーダー・シーカーを備えたAGM-114Lヘルファイア・ロングボウ型である可能性が高い。この構成により、さまざまな気象条件下でドローン、ヘリコプター、低空飛行する航空機に対処することが可能となっている。
車両構造に搭載されたレーダーは、目標の探知・追尾およびミサイル誘導を担当しており、光学式やレーザー誘導システムの存在は確認されていない。メーカーのV2Xによれば、レーダーのモジュール式アーキテクチャにより、プラットフォームは移動式および固定式の両モードで運用可能で、精度と状況認識を維持できるという。基地や飛行場の防衛を目的とした、トレーラー搭載型のTempestも存在する。
1基あたり2発のミサイルしか搭載できないものの、ヘルファイアは約9kgの弾頭を備えており、地上での付随被害のリスクを抑えつつ、空中の攻撃ドローンを破壊するには十分とされている。
Tempestの導入は、もともと対戦車用として設計されたミサイルを、低速目標に対する防空任務に転用するという傾向を強めるものであり、この概念はM-SHORADのような移動式システムですでに採用されている。
出典: Militarnyi | 写真: X @bayraktar_1love | 本コンテンツはAIの支援を受けて作成され、編集部により確認されています
Tempest air defense system with AGM-114 Hellfire missiles in service with the Ukrainian Air Force https://t.co/3Z36rJ7Yea pic.twitter.com/2CQxxRlLgE
— Special Kherson Cat 🐈🇺🇦 (@bayraktar_1love) January 11, 2026
