
マヒンドラ・グループとの提携により、世界最大級の防衛市場の一つであるインドにおけるブラジルの存在感を強化し、「Make in India」政策に沿った生産体制を構築することを目指す。
エンブラエルは、インドのマヒンドラ社と戦略的提携を結び、インド空軍の中型輸送機プログラム(MTA:Medium Transport Aircraft)入札に共同で参加することを発表した。目的は、ブラジル製の戦術輸送機「C-390ミレニアム」を提案し、インドの既存機材の一部を更新することにある。
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コンソーシアムが選定された場合、C-390の生産、最終組立、および整備はインド国内で行われ、「Make in India」政策に基づき、国内製造と技術開発を優先する体制が確立される予定である。
また、この協定により、インドはエンブラエル機の組立および技術的整備の地域拠点としての役割を担うこととなり、現地企業や防衛産業複合体のメーカーが参加する見込みだ。

ニューデリーでの戦略的存在
この提携は、エンブラエルがアジア市場での拡大を強化する動きの一環である。今年6月、同社はニューデリーに子会社を設立し、防衛、民間、ビジネス航空、そして都市型航空モビリティ分野での活動を拡大している。
C-390ミレニアム:多用途性と信頼性
C-390ミレニアムは、高い運用能力と多任務での柔軟性で知られている。最大26トンの貨物を輸送でき、短距離滑走路や未舗装滑走路での運用も可能だ。兵員・車両輸送、空挺降下、空中給油、消防活動、人道支援任務など、さまざまな用途に対応する。
稼働率は99%以上と非常に高く、このカテゴリーで最も効率的な輸送機の一つとして評価されている。
現在、C-390はポルトガル、オランダ、スウェーデンを含む9カ国で採用または選定されており、軍用輸送機として世界的な地位を確立している。
アジア市場への拡大
エンブラエルにとって、マヒンドラとの提携は数十億ドル規模のアジア防衛市場への本格進出を意味する戦略的な一歩である。また、防衛および航空宇宙技術分野において、ブラジルとインドの戦略的関係をさらに強化するものとなっている。
出典・画像:Embraer。本記事はAIの支援を受け、編集チームによって確認されました。
